2008.07.10
寺尾会計の税務的な毎日
太田経財相の基調講演『経営力と現場力』より
昨日、太田弘子経済財政担当相が『経営力と現場力』を
テーマに基調講演を行ったときの記事が7月10日付けの
日本経済新聞朝刊に掲載されていました。
改革を掲げながらも結果が伴わない最近の政策運営に経営者らが
不満を募らせている状況も踏まえて経済界側から質問が・・・
「改革の計画はすばらしいが実際の執行は進まない印象がある。
企業でいうと二代目、三代目社長がMBA(経営学修士)出身の
スタッフを集め、格好いい計画を作るが現場は動かない。
そんな状況に似ている」
これに対し経済相は
「粘り強く、短期間にチェックしながらやっていくしかない」
と答えている。
このことは、会社経営の現場においても課題や目標を設定し
P→D→C→Aを確実にまわすことが厳しい経済環境において
重要であることを再認識した次第です。