2008.10.28
社長応援日記
経営者と税理士の協力関係
経営者と税理士はともにパートナーであり、企業の成長を目指して互いに協力し合う関係にあると思います。
そこで、今回は税理士の立場から協力し合える経営者、できない経営者について書いてみました
協力し合える経営者
企業経営について自分が考えている事や、悩んでいる事を
いろいろ相談してくれる経営者
このパターンを過去30年続けている経営者がいます。
本当にどんなことでも連絡があり、受ける方も大変ですが
いろいろな話ができるので、安心して会社の将来について語る事が
できます
この経営者には本当に頭がさがります
この企業とは、20年ほど全社員向けに毎月社員研修をやってきた
実績があります。
これも経営者が私どもをパートナーとして信頼してくれている結果だ
と思います。
今は社員が中心になり運営しています。
頑張ってほしい企業です
協力できない経営者
強引に自分の考えを押し通し、何を言っても聞き入れない経営者
このパターンの経営者に対しては、単に記帳、税務のみで割り切る
ようにしています。
時には、税務の事でも強引な時もありますが、税務上認められない
ものはお断りします
15年ほど前にその理由でお断りした企業さんがありました。
しかし、先日来所され、相談を受けたいと再依頼を受けました。
理由は、企業の後継者も決まり、相談先として、誠実で妥協しない
ところが良いとのことでした。
今は、経営者と良い関係を築いています
また、別の事例ですが、このパターンの経営者で、
もうこれ以上やっていけない、協力してほしいとギブアップしてきた
経営者がいます
気持ちとしては、今まで勝手に経営してきて困った時に、、、
と思いましたが、経営者が本気か否か確認するために、夜21:00
に待っている事を伝えました。
ここで来なければ、相談には乗らないつもりでしたが、その経営者は
その時間に来所しました
当方もその企業の改善点を常日頃から感じていましたので、早速提案
して実行の支援に入りました。
資金のこと、利益対策のこと、大変な状況でしたが、会社まで一時間
以上かけて定期訪問して経営支援をしました。
今では危機を脱して、黒字経営に転換し、過日、税務調査が来るまで
になりました。
経営者と税理士がパートナーとしてうまく協力し合えた事例と言える
でしょう
30年も税理士をしていると色々事例を経験しました。
私も社員10名ほどの経営者ですが、共に発展したいですね。
企業経営者の方から協力し合える税理士、できない税理士について
コメントをいただけると嬉しいです
お互いに良いパートナーとして企業の発展を目指しましょう。