2010.06.22
パソコン豆知識
検索と置換え
今回はExcelでもWordでも使える機能のご紹介です
ページ数の多いWord文書で作成後、決まった単語のみを他の単語へ変更
したいといった事はありませんか
例えば、昨年作成した文書、年度および日付を変更してそのまま利用したい
といった場合。
【平成21年度】⇒【平成22年度】とか
または、文書中の言葉を全体に変更したいといった場合。
【お願いします】⇒【お願い申し上げます】
このような場合、皆さんはどのように変更されていますか
いったん文書全体に目を通して一字・一字変更されていますか
時間が掛かりますよね
こんな場面でフル活用したいのが編集タブの中にある検索と置換ですね
もう既に活用されている方も多いことでしょうが、ここでおさらいです
検索機能では、検索する文字列へたとえば《お願いします》と入力し、
《次を検索》タブを押すと、文書中の「お願いします」へカーソルが移動します。
続けて《次を検索》タブを押すと、次々と「お願いします」と入力済みの箇所を
カーソルが移動します
置換機能では、検索する文字列へたとえば《お願いします》と入力し、
置換え後の文字列へ《お願い申し上げます》と入力し置換タブを押すと、
自動的に「お願い申し上げます」と文章が変更されています
次を検索タブを押せば文頭から順番に変更されますし、すべて置替タブを
押すと文書全体が一度に変更されます
複数ページにわたる長文ではすべて置替タブの利用が圧倒的に便利
だとおわかりいただけるかと思います。
会社の住所が変更した、取締役が変更したといった場合には社内のあらゆる
文書の見直しが必要となりますが、この機能を知っていれば
処理も早いですね
Excelでは検索方向(行または列)が出ますが、利用方法はほとんど同じです。
商品一覧表&部品一覧表から目的の品番を探したいときや、品番が変更した場合、他にも従業員の部署が変更したり営業担当者が変更した
場合に置換機能を使えば簡単に変更ができますよ
またオプションタブを使えば書式による検索や特殊文字の検索等ますます
便利な使い方ができると思われますので、ビジネス文書作成時には是非
ご活用ください
by とい