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コラム

2011.09.05

社長応援日記

中学生からの質問④:これからの税理士の役割は?

先回に続き、東海中学の男の子が卒業レポート「職業人に問う」の題材として所長を選び、来てくれた時の質問とその回答をお伝えします
寺尾会計ってどんな税理士事務所?という疑問の参考にご覧ください
Q:これから、税理士にはどのような役割が期待されると思いますか?

A:少子化により日本の人口は減少しています。
  経済は人口と共に変化しますので、日本経済規模も縮小するでしょう。
  そうすると、会社が倒産したり、そうでない会社は生き残りをかけて、海外へ進出するでしょう。
  一方で、税理士や公認会計士の資格保有者数は増加しています。
  こうした流れのなかで、今のままでは需給バランスが合いませんから、去年(過去)の利益結果をまとめて納税額を計算するという今までの本来業務は減ってくると考えられます。
  一方で、税理士に海外での支援を求める要求は高まるとも考えられます。
  そこで、外国語の習得や外国の税制や会計に精通し、海外へ進出する時や進出した後に支援してくれる役割が求められると思います。
  また、別の視点から見ると、IT技術の進歩や国際的市場の活発化により、経済社会の動きが速くなってきています。
  たとえば、上場企業では、これまで1年に1度提出すればよかった財務諸表(会社の経営成績などの計算してある書類)を、1年に4回提出することになりました。
  こうした流れの中で、去年(過去)の利益結果をまとめるという今までの本来業務の会社への役立ち度は下がると考えられます。
  そこで、会社への役立ち度を保つ、または、上げるためには、将来を見据えて多様な視点からアドバイスをする役割が求められると思います。
  今もこれからも、知識がなければ、会社に役立てませんし、求められません。
  これから求められる人材になるには、学校や税理士資格取得の勉強はもちろん、社会のいろいろなことに興味を持って、それを調べたり、体験したりすることが大切になると思います。

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