2011.10.03
家督相続 〜円満な相続のために〜
争族とその構図⑥:同居相続人v.s.別居相続人
一部の相続人が被相続人と同居していた場合、争族になりやすい場合があります
親と同居していた相続人は、他の相続人は被相続人の面倒を見ていないのだから、法定相続分での分割は不公平と考えている。
親と別居していた相続人は、他の相続人は同居していたのだから、贈与や生活費補助など、いい目もみているに違いないので、法定相続分での分割は公平と考えている。
同居には同居の、別居には別居の利点・欠点があります。
しかし、それぞれの利点・欠点を列挙して公正な金銭価値に直すことはまず不可能です。
ですから、±0と頭を切り替えることが大切です。
この頭の切り替えがうまくいかないと争族に突入します