2012.09.13
社長応援日記
中小企業で差別化を成功させる前提
大企業に比べて経営資源の限られている中小企業にとって、
競争戦略の一つに「差別化」があげられます。
他社との違いを明確に打ち出すことで、
自分達らしさを実現し、
社会に存在価値を問うていくというやり方です。
では、どうすれば差別化が図れるでしょうか。
中小企業にとって大切なことは4つあります。
C(価格)
D(納期)
H(人)
Q(品質)
この4つの要素において、
他社と優位性のある違いを生み出すことで独自性が生まれます。
それは、差別化すなわち、企業の強みにつながります。
価格のみ、納期のみで
大企業から優位性を得ることは難しいといえます。
人・品質で優位性を生む方法はいくつかありますが、
その前提として、
組織の根底にある‘経営の哲学’すなわち、
経営理念が組織全体に風土として根付いていることが重要です。
混乱の時代において、
経営者の想いは、嵐の中の灯台のように
船を動かす大切な役割を果たすといえます。