2012.11.13
寺尾会計の税務的な毎日
税を考える週間:国税なのに・・・!?
11月11日から17日は『税を考える週間』です。
これは、
国民各層により能動的に税の仕組みや目的等を考えてもらい、
国の基本となる税に対する理解を一層深めてもらうとともに、
税務行政に対する理解及び納税道義の高揚を図ることを
目的として、国税庁が行っている広報・広聴週間です。
ですから、今日はひとつ、クイズをしてみましょう。
Q: 国税なのに、国税庁が徴収しない2つの税金はなんでしょうか?
ヒント1: 年間で、税収の約2%にあたる約8000億円と約200億円が徴収されています。
ヒント2: 外国からの輸入品にかけられる税と入港する外国貿易船にかけられる税
A: 答えは、『関税』と『とん税』です。
この二つは、税関に申告・納税します。
税関も、国税庁と同じで、財務省の下部組織です。
しかし、税関の花形業務は、空港や港といった水際での取締まりにあります。
一方で、
税関では輸入に関わる消費税やたばこ税も徴収しており、
税関で徴収する税収は、国税全体の1割にもなります。
参照HP:国税庁 『税を考える週間』特設ページ
http://www.nta.go.jp/kohyo/katsudou/week/index.htm