2013.10.11
社長応援日記
会計を利用できていますか?
経営のすべては結果として数字に反映され、
数字のすべては経営によってもたらされるわけですが、
この『数字』 すなわち会計が提供する情報は3つに分類できます。
① 実績記録情報
② 注意喚起情報
③ 問題解決情報
①実績記録情報というのは、決算書を作る会計情報で、
多くの税理士が得意とする情報です。
また、この記録情報を分析・比較することで、
経営の諸問題を発見する糸口になります。
②注意喚起情報というのは、予算管理などに利用できる情報です。
計画(目標)と実績とを比較し、その間の差異の原因を探ることでより効率的な経営を可能にします。
③問題解決情報というのは、固定資産の買替検討時などに利用できる情報です。
複数の行動のどちらがより有用か意思決定するのに役立つ情報と言えます。
この3つの情報を適宜用いることで、業績拡大につなげることができます。
皆様はうまく使いこなせていますか?
参考文献: 中央経済社 『管理会計』 岡本清 ほか 著