2013.10.23
社長応援日記
伝わらない6段階
経営者や上司は、朝礼・仕事・叱咤など、何かと話さなくてはいけないことが多いものです。
ですから、意思を伝える能力・コミュニケーション力も大切な能力の一つです。
意思伝達を考える上で、いつも頭の片隅においておきたいのが、
「言った」=「聞いてもらえた」ではないということです。
伝達がうまくいかないのには、以下の6段階があるように思います。
① thought(思った)≠ said(言った)
② said(言った)≠ heard(聞いた)
③ heard(聞いた)≠ listened(聴いた)
④ listened(聴いた)≠ understood(分かった)
⑤ understood(分かった)≠ agreed(賛成した)
⑥ agreed(賛成した)≠ convinced(賛同した)
『あいつは何回言っても理解せん』という場合、上記6段階のどこでつまずいているのか、振り返ってみましょう。
④でつまずいているのに『ちゃんと聴いとるのか!』としかれば、『私はちゃんと聞いているのに。この人は自分をわかってくれない』と余計な反感を招くことにもなりかねません。