2014.11.23
社長応援日記
法人税申告実績から見る景気回復状況
こんにちは、寺尾です。
10月下旬に国税庁より平成25事業年度の法人税申告実績が公表されました。
これは、平成25年4月1日から平成26年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成26年7月末までに申告があったものを集計したものです。
それによると、法人税額の総額は、
リーマンショック後の平成21年度を底に、4年連続の増加となりました。
申告所得金額は前年度比117.9%と、
昨事業年度も高い伸び率となりました。
そして、
黒字申告割合も29.1%と、3割近くまで回復してきています。
また、赤字申告の1件当たり欠損金額は650万円で、
前年度の840万円から随分回復している形になりました。
弊事務所の顧問先においても、
車両関連の製造業を中心に業績が回復してきていますが、
小売やサービス、その他の製造業等は
消費税増税の影響もあって厳しい状態が続いています。
周囲の状況に関わらず、
足元を固めて、堅実に事業を行っていきましょう。
参考HP: 国税庁HP 平成25事業年度 法人税等の申告(課税)実績の概要
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2014/hojin_shinkoku/hojin_shinkoku.pdf
