2015.02.23
社長応援日記
中小企業と返品対応
「モノの豊かな時代」
と言われ始めて、随分経ったように思います。
皆様の会社では、製品・商品の販売に加えて、
どのようなサービス・付加価値を提供されているでしょうか?
さて、気をつけていても、一定の割合で、
品違いや数量不足などによる返品が起きてしまうものですが、
この『返品』、どのように対応されていますか?
新品のみを届け直して完了、では申し訳ないので、
『おまけ』をつけて届け直すという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、モノを選択する時代。
『おまけ』はただの邪魔になりえます。
習慣・趣味にそぐわないものは、先方に喜ばれないからです。
むしろ、出向いたり、電話による迅速な連絡をしたり、
不手際を謝る手書きの手紙を添えるなど、
「心を届け直す」方が、
先方に寄り添った対応であるように思います。
中小企業は、値段では大企業に敵いません。
しかし、相手に、より深く、個別に対応できるという点では
上手に出られます。
「狭く深く」
中小企業がこれからを生き残る方策の一つと言えるでしょう。