2015.05.23
社長応援日記
粋な商売の秘訣
前回の記事にて、
家庭や学校では過程も考慮される、
一方、社会では結果が重視される。とご紹介しました。
そこで、相手にどういう結果を提供できるか、
という視点での対応が期待されているとお話ししました。
とはいえ、人には、自分をわかってほしいという願望があるものです。
つまり、家庭や学校での視点での評価をしてほしい、という願望です。
ですから、相手に対しては、
その結果に至る過程(努力ややる気、意図、配慮)を考慮すると、
「この人はわかってくれる」「信頼できそうだ」という
プラスの印象を持ってもらえます。
プラスの印象を持ってもらえれば、
もちろん、リピーターになってくれたり、
融通をきかせてくれたりということにつながります。
例えば、
「いつも早めに持ってきてくださって、助かります」
「今の時期はお忙しいのに、来てくださったんですね」など、
結果の向こうにある相手の心や配慮を意識・感謝し、
それを言葉にする習慣は、粋な商売の秘訣と言えるでしょう。