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コラム

2016.01.13

寺尾会計の税務的な毎日

新年のご挨拶と平成28年度税制改正大綱

初春のお慶びを申し上げます。

皆様のご健勝と御社のご繁栄をお祈り申し上げるとともに、
本年も引き続きご芳情を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。

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さて、昨年12月24日に閣議決定された
平成28年度の税制改正大綱の概要をお伝えします。
税制改正大綱というのは、税制改正の案のことです。
もちろん、案とはいえ、自民・公明党が議席数の3分の2以上を
占める国会では、ほぼ確定といっても過言ではありません。
=消費税=
・消費税増税時(2017年4月)からの軽減税率導入


=法人税=

・法人実効税率を△2.14%
 (地方税と合わせ29.97%へ)
生産性向上設備投資促進税制の縮減・廃止
 ( 現  行  :即時償却等
  平成 28 年度:特別償却率 50%等
  平成 29 年度:廃  止 )
=個人所得課税=
三世代同居に対応した住宅リフォームに係る税額控除制度の導入
相続した空き家を売却した際の譲渡所得の特別控除の導入
・スイッチOTC薬控除(医療費控除の特例)の導入
 (現行の医療費控除との選択適用)
=納税環境整備=
加算税の重化
 (税務調査対象税目などの通知を受けた人が
調査までに行う修正申告について、0%→5%へ。他)
消費税の滞納状況は3500億円と、
全税目の30%以上にものぼります。
ですから、軽減税率でなく、給付金型の低所得者対策にすると、
財政的に心配
な部分も確かにあります。
軽減税率が始まると、しばらく混乱が続くでしょう。
しかし、
平成11年からゴミの細かな分別を行えている名古屋市民には、
軽減税率が生活になじむ日もそう遠くはないようにも思えます。
参照HP:財務省HP 平成 28 年度税制改正の大綱の概要
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2016/28taikou_gaiyou.pdf
財務省HP 平成 28 年度税制改正の大綱
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2016/20151224taikou.pdf
国税庁HP 平成26年度 租税滞納状況について
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2015/sozei_taino/index.htm

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