2018.02.13
リーダー / 経営者 / 管理者
事業承継はいつから始めるの?
立春も過ぎ、そろそろ厳しい寒さのピークでしょうか。
花の時期が待ちわびられますね。
さて、季節が巡るように、経営にも周期・ライフサイクルがあります。
そのライフサイクルに影響を与える出来事の一つは「事業承継」です。
次の季節に備えて秋に実りを楽しむクマ のように
次に来るバトンタッチに備えられる経営者のある企業は
この経営のライフサイクルを上手く廻すことができます。
「事業承継するなら
自分の背中を見て成長してきた大切な家族や昔からの社員に」
という思いのある経営者さんは多いです。
しかし、
「蓄積してきた技術やノウハウを活かせる人・会社に事業を
託したい」と思われる方も増えてきました。
国の支援機関「事業引継ぎ支援センター」でのM&Aの件数は
設置された平成24年度以降、
毎年前年の倍近くの伸びを見せています。
(まだまだ総数では430件ですが、
他の支援機関も含めるとかなりの件数が増えたことは間違いありません。)
経営者が納得できる事業承継には10年かかると言います。
(寺尾会計でも所長が事業承継を意識しだしてから結果として10年かかりました)
ですから、人生現役を目指すとしても、
60歳以上の経営者の方は
事業承継に意識を向けていくことが企業を次のステップに乗せる大切な業務であるといえます。
まずは9項目から成る「事業承継自己診断チェックシート」を
埋めてみませんか。
参照HP:中小企業庁 事業承継ガイドライン P92
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2016/161205shoukei1.pdf.