2019.10.11
リーダー / 経営者 / 管理者
命名。逆さま報連相
『報連相』は、組織の下部から上部へ働きかける際の心得で
社会人として身につけておきたい習慣です。
いまさらですが、『報連相』とは
・報告 → 業務の進捗や結果を伝える
・連絡 → 情報を伝える
・相談 → 考えや認識を共有する を言います。
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組織の上部から下部へ働きかける際の心得としては
『逆さま報連相』が有効であると考えます。
例えば、上司が部下の遅刻を注意する場合を考えてみましょう。
・相談 → 部下の認識(なぜ遅刻してしまうのか、どうしたら時間に間に合うか)
上司の認識(遅刻がチームにとって良くない)について
上司と部下が共有します。
・連絡 → 遅刻をやめるように伝えます。
・報告 → 部下の遅刻の回数や状況についてフィードバックをします。
改善しているなら褒め、
結果に満足がいかないのであればその旨を伝えます。
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注意をしようと思うと『連絡』部分で終わってしまうことがあります。
しかし、リーダーがメンバーに苦言を呈する際には
メンバー同士が理解し合い、組織を円滑に運営するためにも
『逆さま報連相』のいずれも欠かせない過程ではないでしょうか。