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コラム

2020.04.23

経営支援資料館

黒字経営にするために   第4回 利ざやを広げる

値上げを検討しましょう

利ざやの大きなものをたくさん売る(作る)ためには、
ひとつひとつの案件に対して、知恵と工夫が必要です。

粗利を上げるもっとも効果のある方法は、売値を上げることです。すなわち、値上げです。

こんな競争の激しい時代に値上げなどできないと思い込んでいないでしょうか?

もちろん、簡単に値上げはできません。そこに工夫が出てきます。

個客満足を高める工夫を、個客と直接接点のある現場の人たちが行うことです。

みんな、値上げなどできないと思いこんでいます
でも、しっかりその必要性を説明し、戦略的な値上げを考えるのです。ここに工夫があります。

単純に明日からに値上げしますと張り紙しても受け入れてくれません。

お客は来なくなります。

包装を工夫する、何か他のサービスあるいは製品とセットにして顧客満足度を高める、
一方、仕入れはより安く仕入れるための工夫をする、などに
現場の人たちが知恵を絞ってもらうことが重要です。

また、取引先各社への値上げ作戦を検討するときに、取引先ごとに粗利がどれくらいあるのか
改めて確認することになります。

つまり、結構手間がかかっているわりには、粗利の低い先と、
あまり手間がかからないが、粗利が高い先がどこなのかを改めて認識できます。

仕入れ値を下げさせましょう

仕入れ値が下がれば、利ざやが増えます。

つまり、売り上げが増えなくても粗利が高まります。

業種によってやり方は違います。

でも現場で仕入れている人たちはきっと感じています。

もっとこうすれば安く仕入れられるのに、、、と。

この現場の人たちが、全社をあげて粗利を上げることだけを考える、という方向にかじを切るという
ことを理解したら、仕入れ値を下げるための様々な工夫をしてくれます。

現場の社員の創意と工夫を信じることです。

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