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コラム

2021.04.13

経営支援資料館

アフターデジタルの時代がやってきた                   第1回 未来が急にやってきた

YouTuber
すぎやま先生

未来が急にやってきた

たぶん10年ぐらいかけて、世界はもっともっと変わっていくんだろうな。
そう思っていました。

ところが、2020年春。今年ものんきに咲き誇っているサクラを横目に、
世界は不安と恐怖と絶望におおわれ、すっかりさまがわりしてしまいました。

想像していた未来が、三段飛ばしぐらいで急にやってきた。そんな感じです。

全国一斉休校

2020年2月27日。安倍総理が緊急記者会見を開き、全国一斉の休校要請を発表しました。この会見が、多くの人の人生を変えました。私もその一人です。

それまでは新型コロナウイルスについてなんとなく耳にしたことがある程度で、

「なんか中国で新型のウイルスが流行ってるらしいよ」

というような認識の人が多かったと思います。しかし、この発表を受けて、一気にこの新型コロナウイルスの問題は身近なものとなりました。

私は元中学校の教員で、退職後はボイストレーニングや
舞台の仕事をして生計を立てていました。
当時、この一斉休校の発表を受けて、保護者からの問い合わせも相次ぎ、
スタジオは大騒ぎになりました。

「まぁ大したことないよ」と言う人もいましたが、
私は元教員として「これはただ事ではない」と直感しました。

なぜなら、今まで日本で近代教育が始まって以降、
全国一斉休校なんて史上初の事態だったからです。
(戦時中ですら『全国一斉休校』なんて措置は取られなかったんじゃないかな?)

そして、私の直感通り、そこから世界は瞬く間に変わっていきました。
スタジオのレッスンは結局、基本オンラインに切り替わり、
舞台の仕事、音楽の仕事はすべてなくなりました。

後戻りはできない未来

あれから1年が経ち、人々はようやく日常を取り戻しつつあるようにも見えます。
しかし、世界は一度変わったら元には戻りません。

例えば、マスクやソーシャルディスタンス。

おそらくこのコロナ騒動がひと段落したとしても
「もうマスクなんてしなくていいよ」とはならないでしょう。
1年前までは平気だった満員電車も、今ではちょっと隣のおじさんと体が触れるだけで気持ち悪い。
そういう人も多いようです。

そういう中で、今まで『回転率』と『客席数』で勝負していたようなビジネスモデルは、
少なくとも後数年は厳しい戦いを強いられるでしょう。
そして、厳しい戦いをしている間にも世界はドンドン変わっています。

「いつか元に戻るだろう」なんて甘い期待はもたない方が良いでしょう。

その中で期せずして一気に進んだのが、日本の『デジタル化』です。

日本はデジタルやI Tの分野で、世界から5〜10年遅れていると言われています。
すっかりさまがわりしてしまいました。人々の生活はもちろん、
さまざまな分野でコロナによって、半強制的にデジタル化が推し進められました。

…ということで、この連載では、デジタル化によって社会がどう変わるか?
ということについて、お話ししていく予定です。

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