2021.11.13
寺尾会計の税務的な毎日
税を考える週間:税務署の数
毎年11月11日から17日のこの1週間は 『税を考える週間』です。
これは、税の仕組みや目的等、国の基本となる税と税務行政について、
国民各層がより能動的に、また、一層深く理解してもらうことを目指して、
国税庁が行っている広報・広聴週間です。
国税庁のHPにも、特設ページが設けられています。
http://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/week/index.htm
このメルマガでも毎年、税の豆知識を紹介していますが
今年は「税務行政機関の数」についてクイズをしてみたいと思います。
ずばり、現在全国に「税務署」はいくつあるでしょうか?
①254
②425
③524
答えは③524です。
税務署は、納税者との窓口であり、第一線で国税事務を担う行政機関です。
ちなみに、愛知県内には20か所の税務署があります。
○*○○*○○*○○*○○*○○*○○*○○*○○*○○*○○*○
では、税務署の上部組織である「国税局」はいくつあるでしょうか?
①3
②12
③21
答えは②12です。
札幌、仙台、関東信越、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、沖縄(国税事務所)
国税局は、国税庁の地方支部分局です。
管内の税務署の指導監督や、大規模・困難な税務調査や滞納処分を担っています。
国が推進するデジタル・トランスフォーメーション(DX)の狙い通り
「あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会」が実現すれば
遠くない未来に、税務署や国税局の数も変わってくることでしょう。
参照HP:国税庁 国税庁レポート2021 p10
https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/report/2021.pdf