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コラム

2021.12.13

経営支援資料館

会社をひとつにして強くする社員活力創出経営のススメ               第7回 「仕事の意味」を作り出す力を企業の力に

オフィスオントロジー
代表 組織活性化コンサルタント 友成治由

ひとつだけ覚えていてほしいこと

はじめに大切なことをお話します。


「社員とひとつになり、社員がイキイキとなれば、業績は向上する」

このひとつのみです。

このシリーズは、これのみをお伝えしてきました。

社員の仕事におけるモチベーションの源泉は「いい仕事をしたい」という、
「仕事の意味」への欲求です。

第5回のハーズバークでも見たように、仕事そのものが、社員を活性化させます。
社員がイキイキしひとつになっている会社は、仕事そのものへの情熱が高い。
だから創造性も発揮するし、協力し合うし、業績が上がっていきます。

「仕事の意味」づくりは中小企業の最強の力である

「仕事の意味」の重要性を語る方は多いですが、その後は、個人の資質や努力だとして、
放っておかれがちです。

もともと資質のあるひとは、自分で勝手に意味を見つけ、どんどん成長していくでしょう。

しかし、もし、「仕事の意味」を会社として作り出せ共有できる力を身につけたら?
「ひとつになって、ひとの力を引き出す力」をあなたの会社も持ったとしたら?

資源が限られている中小企業は、力を集中する必要があります。
カネやモノはもちろん、ヒトの力こそ集中する必要があります。
カネやモノは、ヒトが生み出すものです。
しかも、そのヒトは、現場や組織学習で、体験し学習すればするほど成長するのです。

「ひとつになって、ひとの力を引き出す力」は、中小企業こそがもつべき最強の力である。

あらためて刻み込みたいものです。

会社は「ひと」がはたらくという原事実

わたしたちはもういちど「ひと」に戻る必要があります。
ヒトは、だれもが生身の「ひと」です。

業務を回すだけの歯車ではなく、低次から高次まで生身の欲求をもって、
生まれ、はたらき、死んでいく「ひと」です。

従来の組織論やマネジメント論は、社会的仮面としての会社組織を効率的に運営する
方法には長けていますが、それ以上ではありません。

効率的運営方法も重要ですが、それを実施するのは「ひと」であるという原事実を、
いまいちど冷静にふりかえる必要があります。

「ひと」は、本来、「いい仕事」をして「いい人生」を送りたい生き物です。
「ひと」として、その本来の欲求や活力を高次で引き出す視点こそが、
社員のモチベーションを湧き立たせ、能力発揮を促します。

社員活力創出経営で社長も社員もイキイキと!

経営理念に、創業時からあり、今なおフツフツと感じる“熱”はありますか?
社員が取り組みたくなり、顧客が集いたくなる“魂”はありますか?

あなたの会社だからこその「ひとの幸せ」をもたらす「本質価値」を明確に意識してますか?
これらこそが、「仕事の意味」をもたらします。

限られた資源で道を切り開かなければならない中小企業にとって、社員は財産。
創造性、問題解決力、一体感現場力など、つまり「ひと」の可能性を引き出せる力が
あなたの会社を、素晴らしい会社にします。


そう、経営者も社員もみんなイキイキして同じ夢を目指す、笑顔と勇気があふれる会社に。
経営陣と社員がひとつになって業績向上する社員活力経営、心から応援しています。

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