2010.07.12
社長応援日記
クラウドコンピューティング!
先日、SaaS技術を用いたクラウドコンピューティング による財務会計
システムの説明会に参加しました
SaaSやクラウドコンピューティングという言葉を、最近新聞記事等でよく目に
しますが、多くの方は「当社には関係ない 」と思われているのではないでしょうか
しかし、これらの技術は、従来のシステム構築を根底から変えるものであり、決して無視はできないものになると思われます
各用語を簡単に説明すると…
SaaS(サース:Software as a Service)
パソコンユーザーがインターネット経由で利用する形態のサービスです。
自身のパソコンにソフトがインストールされていなくても、使うことができるのが最大の特徴です
ASP(application service provider)と似ていますが、
両者の違いは、ASPは開発元の特定のサーバーから提供されるのに対し、SaaSはクラウドから提供される点にあるでしょう。
クラウドコンピューティング
世界各地にはサーバー機を何万台も集めたデータセンター存在します。
クラウドコンピューティングとは、インターネット経由で巨大コンピューター群に
アクセスし、そこに有るソフトウェアやデータを利用します。
ユーザーはサーバーの場所を意識せず、必要な時に使うことができ、提供される
ソフトによっては、携帯電話やモバイルパソコンなどの様々な端末から利用することができます
メリット
サーバーとデータを自社で所有しないため、必要な物はPC(安い端末)とインターネット環境のみとなります。これによりコストが削減されます。
ソフトウェアに関しても購入するという考え方から、使った分だけ使用料を
払うという形に変わりますので、初期費用が大幅に減少します
インストール作業やサーバーのメンテナンス作業などの手間が無くなります
データはデータセンターに存在するため、故障や災害等によるデータの消失を防ぐことができます。
セキュリティ強化など、システム上でクリアしなければならない問題はあります
が、政府や大手メーカー各社が発表している事業投資計画から見ても、
クラウドコンピューティングが主流となるのは間違いないのではないでしょうか
「所有する」から「共用する」へ。
頭を柔軟に切替える必要があるようです。
ユーザーの恩恵が大きく期待されますので、寺尾会計としても注視して
先進的・積極的に活用したいと考えています
by Mr.ちゃー