2010.09.15
家督相続 〜円満な相続のために〜
灼熱地獄!【現地確認】
9月も半ばになると、そろそろ秋の気配が・・と思いきや
今年に限っては、ゆく夏を惜しむかのような連日の暑さ・・
ほんとに参ってしまいます
当事務所相続部門では、相続税申告書作成のための土地を評価する際に『現地確認』を行います。
相続案件を受理して、申告のための資料を依頼し、ある程度資料をお預かりした頃が現地確認どきです。
「家の中も見るの?」「何のために行くの?」とは、よく聞かれる質問です。
はい。ズバリ評価を下げる要因を見つけに(と言っては語弊があるかも?)
この辺は、ほぼ路線価方式といって、道路に税務署が決めた価額がついています。
単純に計算すると、路線価 × 面積 が 相続税評価額です
ですが、実際に現地へ行ってみると、
「道路より低い位置にある~」
「傾斜がある~」
「隣りにお墓がある~」
などなど評価を下げる要因が見つかるのです
もちろん、事前に図面や住宅地図、賃貸借契約書や航空写真などもチェックして臨むのですが、それでも「え~!」「おっ!」がひとつやふたつはあるんです
先日も所長と相続チーム2人の計3人で、相続人さんのお宅へGO!
この季節は、いつもの七つ道具に加えて、UV対策+暑さ対策も!
写真も撮らせていただくので、相続人さんに撮影の交渉をしていただきます
写真班と測量班に分かれていざ開始!
今回も道路より4m以上高い土地があったり、緑区の北海道みたいな山の中の畑を測ったり、蛇が出そうな草むらを歩いたり、蚊にさされたり・・ん?
約3時間の現地確認を終え、追加の資料をお願いして、「ふう~ やれやれ」今日も無事終わりました。
終わったあとの冷たいお茶のおいしいこと
さて、このあとの土地の評価が寺尾会計の腕の見せ所です。この続きは後ほど
by きみまろ