2011.09.06
社長応援日記
中学生からの質問⑤:所長のヒミツ
先回まで、東海中学の男の子が卒業レポート「職業人に問う」の題材として所長を選び、来てくれた時の質問とその回答をお伝えしました
今回は、その際の質問で明らかになった、所長のヒミツをお伝えします。
寺尾所長ってどんな人?という疑問の参考にご覧ください
Q:なぜ税理士になったのですか?
A:これは『なんとなくなった』というしかないですね
私(所長)は、商業高校に通っていました
商業高校では授業で簿記を勉強します。
この簿記の試験の成績がよく、簿記の試験もすらすらと通ってしまいました。
そのまま税理士の資格に合格した、、、というところです。
社会に出た人で、大きな理想を持ってその職業に就いた人というのは、実はなかなか少なくて、『なるようにしてなった』という人がほとんどではないかなぁと私は思います。
今、世の中では『目標を持って、そこに向かっていくのが素晴らしいこと』といわれる傾向があります。
けれど、『おかれた状況で最善をつくす』というのも、素晴らしいことだと思います。
Q:今までに税理士として失敗したことはありますか?
A:事務所のお客さんにお葬式の受付を頼まれた時のこと
来場者の方が持っていらしたお香典の袋を、来場者の前で開封して、お金を計算しだしてしまったことは、親族の方に注意されましたね。
『税理士の職業病』というやつで、お金をみるとすぐに計算したくなっちゃうんですね
それから、お客様の会社を改善することに没頭して、自分の事務所の経営や所員を棚上げした時期もありました
『医者の不養生』というやつで、その時働いてくれていた人には、本当に苦労をかけたと思います