2012.03.06
社長応援日記
見落としがちな経営計画のポイント
寺尾会計では、経営計画の策定・遂行を推進しています。
経営計画は、より良い経営を実現するためにあります。
つくっただけで、成果の上がらない経営計画にしないために
いくつかのポイントがあります。
その一つが、社員が経営計画に沿った活動を行うかどうかです。
経営計画が期待する成果を上げるためには、
社員一人ひとりがその経営計画に沿った活動を行う必要があります。
そのために、経営者はありとあらゆる工夫をしなければいけません。
残念ながら、ただ計画をつくればうまくいくというものではありません。
社員一人ひとりがその経営計画に沿った活動を行うためには、
以下の3点が肝心です。
・社員が経営計画を理解していること
・社員が経営計画を納得していること
・社員が経営計画を実行できると確信していること
ですから、「どうして」この計画になったのかという前提や
「何のために」この目標にしたのかという目的を明らかにして
彼らの「解釈」を促すことで、
彼らの行動が経営計画に沿う可能性が高まります。
いくら社員一人ひとりの能力が高くても、
この「解釈」が間違っていては、質の高い行動は生まれてきません。
質の高い行動が生まれてこなければ、
作成した経営計画の実効性は高まりません。
経営計画の実効性を高めるためには、
そこがひとつの大きなポイントといえます。