2013.06.03
リーダー / 経営者 / 管理者
経営とオーケストラ
とある経営者は、人事・人材に関して、
オーケストラの指揮者のようにあることを心がけているそうです。
指揮者は、各楽器のいいところを引き出して、調整し、
全体として自分のイメージする音楽をつくりあげます。
そのように、各人材のいいところ・強みを引き出して、調整し、
組織全体として自社の目的に合う仕事をさせていくのだそうです。
そうするためには、まず、出るクイを引っ張り出すことが必要です。
トランペットに、ホルンのような丸い音を出させようとしてもムダで、
あのハリのある音を活かすことが必要なのと同じことです。
あなたは「あいつは○○はいいけど、△△がダメだから・・・」と言っていませんか?
ぜひ「△△はダメだけど、○○がいいから」という見方をしてみましょう。
そして、出るクイを引っ張り出すためには、
各人の強みを把握していることが必要です。
誰がどんな強みを持っているか、悩むことなく言えますか?
また、組織全体として、欠けている強みがわかりますか?
社員全員ですばらしいハーモニーを奏でたいものですね。