2014.04.13
残業を解消しよう
残業を解消しよう① : 残業は全廃すべきか
多くの企業の悩みのひとつに『残業』があるのではないでしょうか?
寺尾会計でも年度目標に定めたり、プロジェクト活動にしてみたりしていますが、
なかなかなくなるものではありませんね。
まだ解決途上であるのに解決策についてお話するのは
かなり心苦しいところがあるのですが、
皆さまのご意見もお聞かせいただければと思います。
残業の解消に向けての第一歩は、残業を分類することにあるように思います。
分類する視点はいくつかありますが、まず理解しておきたいのは、
『残業は必ずしも悪ではない』ということです。
働いてほしいと思う雇用主と、働きたいと思う雇用者がいて、
双方にとって利があるとすれば、法定労働時間外であるからといって、
残業を排除しなければならないというわけではありません。
また、繁忙期と閑散期がある職種における繁忙期の残業については、
是とした上で、効率化を検討していくべきでしょう。
繁忙期に臨時で人を雇うという考えもありますが、
特別な能力のいる仕事であったり、その人に対する研修などへの時間を考慮すると、
社長と従業員とが結束して乗り越えていく一種の山場であると見るべきではないでしょうか。