2014.06.23
残業を解消しよう
残業を解消しよう⑥: 毎朝帰宅時間を決める
多少の例外はあれ、残業はできるだけしたくないというのが
働く人の本音ではないでしょうか。
労使双方が残業を避けたいのに長期間残業が解消されない場合、
業務時間の使い方・計画・管理に問題があるかもしれません。
慣性の法則にあるように、
すべての物体は、外部から力を加えられない限り、
運動している物体は等速直線運動を続けます。
同じように、仕事をしていると、きっかけがない限り、
ずるずると仕事をし続けてしまうものです。
私たちが仕事をしている環境は、
自分自身の思惑よりも「残業してしまいやすい」ようにできています。
ですから、朝、出勤前の、仕事モードに入る前に
帰る時間を決めておくといいでしょう。
会社全体で取り組むなら、
朝礼で退社予定時間を一人ずつ公表してもいいかもしれません。
残業すると思ってやると、ダラダラ、ひいては質の低い仕事をやってしまいます。
どうせ残業だからと思ってやると、
定時まではおしゃべりが多く、
残業時間になってからようやく仕事をする
という事態にもなりかねません。
一日の終わりをきっちり決めて、
定刻の中で仕事をする習慣をつけることで
なくなる残業もあるのではないでしょうか。