愛知県名古屋市緑区｜税理士・会計事務所

『若い者にはついていけない』『昔の若者はもっと熱かった』
という嘆きが、聞くともなく方々(ほうぼう)から聞こえてきます。
多くの情報を苦もなく与えられ、一人ひとりの個性が重視され、
一種の『正しい』レールが引かれている社会に生まれ育った今の若者。
ひととき、「ゆとり世代」と呼ばれ、世論になりましたね。
そんな若い世代と上の世代のコミュニケーション問題について、
日本法規情報(株)が今年5月にアンケート調査を行いました。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000006827.html
「あなたの職場のゆとり世代で当てはまる特徴」
指示したことしかやらない。もしくは指示したことしか出来ない 19%
>︎すぐに言い訳をする 15％、
敬語が使えない 12%
自分で考えることをしない。全てマニュアルに従う 12%
根拠もなく自信がある 12%
軽く叱っただけで仕事を休んだり「辞めたい」と言ったりする 12％、
手が空いていてもオフィスにかかってきた電話に出ない 8%
自分からコミュニケーションをとりたがらない 8％
「ゆとり世代」を対象に「職場で苦痛と感じることについて」
きちんと説明して貰えない 24％
『ゆとり世代は、これだから…』という言い方をされる 16％
>︎プライベートなことを聞かれること 13％
「自分で考えろ」と言われる 12％
職場での飲み会への参加 12％
上司に注意を受ける 12％
「結果を出せ」と言われる 7％
やりたい仕事をさせて貰えない 5％
管理職世代は「若い者は指示待ちで困る。」
若い世代は「説明をしてもらえなくて困る。」
お互い、同じ事象で困っているのが浮き彫りにされる結果になりました。
上記HPでは、ゆとり世代との「世代間ギャップを埋める方法」の結果も公表されていますが、
私は、まず、この調査結果を上下の世代ともに認識しておくことが重要だと考えます。
問題(苦痛)が起こる前にこれを知っていれば、
「あぁ、今、このギャップが起きているんだな」と冷静に判断ができるからです。
冷静な判断ができると、不安やストレスの度合いは全く違うものになります。
ぜひ、御社でもこの結果を共有していただければと思います。