2015.01.23
家督相続 〜円満な相続のために〜
話題の相続税が改正されましたよ!
民主党政権時代から騒がれ続けてきた相続税の大改正。
ついにこの1月1日から施行されました。
基礎控除の4割減、税率変更といった改正により
2400億円の税収増が見込まれています。
2400億円と聞くと、随分大きな税収のようですが、
平成26年の歳入は95.8兆円ですから、
歳入における影響はスズメの涙というところです。
一方で、相続税の税収は1.5兆円。
相続税の17%増が期待されているわけで、
やはり大きな改正であるわけです。
また、納税者から見ても、
都会に自宅をもっているだけでも相続税がかかりうる、
納税額が増えるというので、インパクトがあります。
この改正の影響で、
5年連続して、贈与税の申告人数が増加しています。
相続財産を減らすために、贈与が行われているわけです。
生前贈与は相続税対策以外にも、
遺族間争いを避けられる
財産所有者の望む方法での財産移転ができる
というメリットがあります。
みなさんも、今一度、
相続・贈与について検討されてみてはいかがでしょうか。
国税庁HPでも、相続税・贈与税の改正に伴って特集ページが設けられました。
相続税のあらましや、申告の要否判定シートなどが公表されています。
参照HP:https://www.nta.go.jp/souzoku-tokushu/index.htm