2017.01.13
寺尾会計の税務的な毎日
相続税法大改正による申告者の状況
昨年12月に平成27年中の相続税申告状況について国税庁が公表しました。
平成27年は、基礎控除の引下げなどの相続税の大改正の年で
予想通り、相続申告者割合は大幅な増加となりました。
相続税申告をした被相続人の割合
全 国 8.0%(前年4.4%)
名古屋国税局内 11.0%(前年6.1%)
愛 知 県 13.8%(前年8.1%)
申告者数が2倍になった一方、
税額は1.3倍増の1兆8千億円でした。
また、被相続人1人当たりの税額は0.7倍の1800万円でした。
相続税の対象者が広く、浅くなったことがよくわかるデータといえます。
寺尾会計では、毎年数多くの相続、贈与、譲渡などの事前相談や
事後の申告書作成と税務署への提出をしています。
申告対象者が増加したからといって、仕事を粗くすることなく
相続人等が安心できる品質の高い仕事を心がけ
日々研鑽しています。
参照HP:国税庁 平成27年分の相続税の申告状況について
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2016/sozoku_shinkoku/sozoku_shinkoku.pdf
https://www.nta.go.jp/nagoya/kohyo/press/h28/sozoku_shinkoku/sozoku_shinkoku.pdf