2017.03.23
確定申告よもやま話
寺尾会計の 2016年度(H28年)確定申告 申告状況
毎年恒例のご報告になって参りました、
寺尾会計における今年度の申告状況をご報告します。
有価証券取引については、
前年に比べ売買取引は低調でした。
株式直接取引より、投資信託への投資が多くなっています。
不動産取引は、
前年に比べ多くなりました。
土地よりも現金保有と考える方が増えているようです。
相続財産の割合において、
土地より現預金が高まっていることも現状から納得できます。
個人事業の所得は、
年々売上、利益とも減少しました。
事業主も高齢を迎え廃業される方も出てきています。
不動産賃貸の方は、
安定的に推移しています。
空室率が気になるところですが、
緑区の賃貸は空室が多くなっていることはありません。
家主さんもリノベーション工事など、努力されています。
贈与税の申告は
前年よりも申告件数が減少し、
相続税改正が騒がれる直前の平成25年度程度の水準に戻りました。
数年にわたり計画的に土地の持分を贈与する案件が多くありました。
なお、マイナンバーについては、
提出を拒否される方はありませんでした。
登録事務はそれなりに時間を取りましたが、
心配していたような混乱はなく申告できたように思います。