2017.12.13
社長応援日記
ローカルベンチマーク(企業分析ツール)のご紹介
2016年3月に経済産業省から公表された
ローカルベンチマークは、すでに活用されていますか?
スローガン『企業の健康診断ツール』の通り
ローカルベンチマーク(通称ロカベン)は
地域企業(ローカル)の評価手法・評価指標(ベンチマーク)です。
地域企業の経営者等と金融機関・支援機関等が
より深い対話を通じて、
現状や課題を理解することが期待されています。
これにより、
企業には「気づき」による経営改善に向けた取り組みを促し
金融機関には担保に頼らない事業性評価による融資、
再編・廃業支援、事業継続支援を促します。
ローカルベンチマークには
大きく分けて「財務情報」「非財務情報」という2つの
項目があります。
「財務情報」は
用意されたExcelシートに財務情報を入力すると
6つの指標を業種平均及び自社3期分を
簡単に視覚的に比較することができます。
「非財務情報」は
「経営者/事業/外部環境、関係者/内部管理体制」の
4つの着目点について大まかに把握することで、
企業やプロセスの強みや課題、過去からの変容に
気づくきっかけになります。
アンケート調査では、4割の金融機関等が
ローカルベンチマークをそのまま活用(を検討)している
という結果が出ました。
ですから、
他の手法・指標で自社経営を分析されている方にも
金融機関とのスムーズな相互理解のために役立つツールであると言えそうです。
新年の全社あいさつの際に抱負を語るのにも
役立つことと思います。
一度ロカベンで自社を再確認してみませんか。
参照HP:経済産業省 ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)
http://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/locaben/