2018.07.13
社長応援日記
サッカー ワールドカップと企業倫理
日本も燃えたサッカー ワールドカップもあと2試合。
どのような試合が見られるか、楽しみです。
さて、今回のW杯で物議を醸した事柄の1つは
リーグ第3戦における日本の「無気力サッカー」ではないでしょうか。
1点差で負けても、他の試合の結果によっては決勝トーナメントへ進出できる
ただし、イエローカードを3枚以上もらうと、グループリーグ敗退。
また、2点差以上で負けてもグループリーグ敗退、という場面でした。
前半攻めていた日本でしたが、ポーランドに1点を取られたところで
「無気力サッカー」が始まりました。
それ以上点数が取られないように、日本が時間稼ぎを始めたのです。
全く面白くない試合運びで、観客からは大きなブーイングも起きました。
西野監督は「本意ではない戦い方だが、勝ち上がるための戦略。
こういう戦いもしないといけないこともある。」とコメントしました。
さて、このようなジレンマは会社の経営判断においても起こりうるのではないでしょうか。
💠目の前の勝利、次のステージへの切符を手にするために、
スポーツ精神や観客の思いの裏をかいてまで『戦略』を実行するのは
倫理(コンプライアンス)に反するのではないか。
💠そんなことをしていては、せっかくのファンを無くしてしまうのではないか。
一方で、
💠このような気持ちや試合展開に陥ってしまいうるルール、システムには
改善の余地があるのではないか。
皆様はこの状況に置かれたとしたら、どのように判断されますか?
実際に事が起こる前に、一度考えてみられてはいかがでしょうか。