2020.03.23
経営支援資料館
黒字経営にするために 第3回 会議の工夫(1)
売上至上主義の穴
「売上至上主義」ということばがあります。
世の中には売上至上主義の会社が圧倒的に多いです。
「ひとつでも多く売ってこい」という目標がわかりやすいからです。
そして、
「売上さえあがれば、代金の入金が増え、会社は安泰。みんなに給与やボーナスも払える」
と社長が思っているからです。
でもこれは大間違いです。
前稿までお読みくださった方は何が間違いか、もうお分かりですね。
赤字受注をしているかもしれないからです。
つまり、売上至上主義では、売り上げが伸びても利益が上がらず、結局赤字になり、
その結果、倒産するかもしれないのです。
それに、営業マンが売上を伸ばそうとして、安売りをした(結果として赤字受注をした)ことで、利益にはならなかった(給料など、就労環境が悪くなった)となったら、社員はやる気をなくしますよね。
売上至上主義は即刻、やめましょう。
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