2020.04.03
経営支援資料館
黒字経営にするために 第3回 会議の工夫(2)
今の会議は、売上至上主義?
ほとんどの会社の会議は、売上至上主義型の会議をやっています。
売上計画および売上の状況報告が多い会議です。
だれが、どこの部署が、何をいくつ売ったかの結果報告をします。
でも、その結果、その月の粗利がいくらになったのか、を報告する人は誰もいません。
なぜでしょうか?
社長が求めていないからです。
粗利経営の大切さをご理解された社長さんは
社員全員にこの粗利に目を向けた経営にかじを切ることを、伝えなければいけません。
人間は習慣の動物です。 粗利経営について、社長のみならず社員も考えなければ、今の会議は続いていきます。
粗利に目を向けた会議とはどのようなものでしょうか。
それは、売上の結果としての「粗利だけを議論する」会議です。
各人、各部門からの発表は、売上ではなく粗利の進捗状況を発表します。
よく売上の実績も入れながら、売上と粗利の両方を会議のテーマとするケースがありますが、両方は必要ありません。ややこしくなります。
目標はシンプルにあるべきです。
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