2020.08.13
業務効率を上げる! 年末調整編
年末調整の電子化
今年の所得税確定申告は、電子申告が始まって15年目でした。
初年度は所得税申告者のうち18,694名、割合にして0.08%だったe-Taxの利用者数も、
令和元年度には1,096万名、割合にして50%と毎年増加しています。
併せて、初めは非常に使いづらかった国税庁HPの確定申告書作成コーナーも、
今ではとても使いやすく改善されました。
今年からは年末調整手続きについても、
保険料控除証明書など各種証明書の電子データでの提出が可能となります。
(勤務先はあらかじめ税務署への申請が必要です)
10月には「年末調整控除申告作成用ソフトウェア」が国税庁より無償で提供されます。
このソフトの利用により、
年末調整を行う従業員と雇用者、双方の事務負担を軽減することが期待されています。
年末調整はITによる業務効率化が図られやすい業務です。
ソフトの提供が始まってしばらくの間は不都合が多いかもしれません。
しかし、確定申告書作成コーナーと同じように、年数を経て改善が進んでいくと思われますので、 当事務所では積極的な導入の検討を進めています。
ソフトの実用性をうかがいながら、順次お客様にご紹介してまいります。
参考HP:国税庁 年末調整手続きの電子化に向けた取組について https://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/nencho.htm |