2021.06.23
経営支援資料館
中小企業こそ、オンライン営業を!
ライター
吉田典史
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、在宅勤務をする企業が増えています。
一部の企業はZoom(ズーム)やSkype(スカイプ)といった
オンラインツール(テレビ電話会議システム)を使った営業に取り組むようにもなりました。
「それは、大きな会社の話でしょう。小さな会社でオンライン営業ができるの?」
と思われている方もいるかもしれません。
実際に私が取材していく中で、中小企業でも、IT、メーカーや小売、サービス業を中心に
オンライン営業の取組みについて見聞きすることが増えました。
これらの社長、役員、担当者たちは
「感染拡大を防ぎ、社員の安全を確保し、事業を安定的に継続するためにはオンラインを
事業に取り入れることが必要」と話します。
いずれのケースも会社としてITやデジタルに慣れてはいないようですが、
小さな会社の利点を生かしたオンライン営業をしています。
その場合の利点は、主に次の点です。
●オンラインを通じて社員教育、育成、チーム作りを効率よく、低コストでできる。
オンラインならば、他部署の社員も参加しやすく、全社の一体感を高めることも可能。
●経験の浅い人でも、契約までの道筋や流れをきちんと作ると、契約に結びつきやすい。
定着率が低い小さな会社も取り組むことができる。
●営業用ツールを低コストで作ることが可能。すぐに作り直すこともできる。
5回の連載は、規模が小さいからこそできるオンライン営業に焦点を合わせた内容の
記事で構成されています。できるだけ具体的な事例を取り上げ、
一読してイメージが湧くようにしたいと思います。
第1回: 飲料水メーカー(社員数60人程)で試みる、全社を挙げてのオンライン教育
・オンラインを通じての営業部員の育成
第2回:売上大幅増!社員数30人程の中小メーカーのオンライン営業 (その1)
・練りに練った「契約成立」までの流れ
第3回:売上大幅増!社員数30人程の中小メーカーのオンライン営業 (その2)
・オンライン営業が成功した3つの理由
第4回:売上大幅増!社員数30人程の中小メーカーのオンライン営業 (その3)
・オンライン営業の成否は事前の準備
第5回:まとめ
ぜひ、ご覧ください。