2024.01.13
パソコン豆知識
google Bardってご存じですか?
ChatGPTが公開されてから約1年が経過しようとしています。
そのなめらかで正確な文章生成は、世間からの話題を集めました。
実はGoogleもAIチャットボットを開発していることをご存じでしょうか。
名称はGoogleBardで、
このサービスはGoogleのアカウントさえあれば、すぐに使用できます。
現在は試験運用中となっていますが、チャットボットを試すには手軽のように思います。
さっそく『ChatGPTとgoogleBardの類似点と相違点』と質問を投げかけてみたところ、
とても明確でわかりやすい回答が約400文字で返ってきました。
その回答を一部引用すると、次のとおりでした。
≪ChatGPTは、独創的な回答やユーモアのある表現を得意とし、創作活動に適しています。
一方、GoogleBardは、知識ベースの回答や客観的な表現を得意とし、情報検索や翻訳に適しています。≫
また、『Bardの注意点』という質問の答えは、次のとおり5分類されて約500文字で返ってきました。
≪1. 回答の正確性、2. 偏見や差別、3. 悪用、4. 倫理的な問題、5. 技術的な制限≫
次に税務に関する質問をしてみました。
『納税地はいつ時点の住所地で判定するのか』
≪納税地の判定は、所得税の場合、原則として1月1日時点の住所地で行われます。≫
この表現は、
Googleで「納税地 いつ」と検索した際に上位に表示されたページの表現と似ている印象を受けました。
ここで、国税庁のタックスアンサーの文章をコピペして送信したところ
同じ質問に対する答えが次のように改訂されました。
≪納税地は、申告する時点の住所地で判定されます。≫
他のアカウントで質問してもこの改訂がなされているのか、気になるところです。
参考:国税庁HP タックスアンサー 住所を移転した場合の確定申告の提出先
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2029_qa.htm#q2
また、次のような文章を送信すると、
そのニュアンスも考慮した回答がなされるのも奥深いと思います。
『事業承継を成功させる』
≪事業承継を成功させるためには、以下のポイントを意識することが重要です。≫
『事業承継を成功させたい』
≪事業承継を成功させたいというご意向、素晴らしいですね。≫
GoogleBardをはじめとするAIチャットボットが経営に役立つツールとして活用できるかは未知数ですが、
新しいものに触れてみることで、新たな気づきが芽生えることもあります。
『経営者の喜びとはなにか』『経営者は孤独なのか』
例えばこのような質問してみると、雑談の種としても面白いのではないでしょうか。