ネットショップの仕組みと仕掛け
保険共済サービス株式会社(imas)
企画営業部長 水元大輔
掲載日:令和元年8月14日
第5回 ネットショップの売上の公式と考え方
今回は、実際にネットショップの運営をされている店長がどのような戦略で日々売上upを
考えられているか、その考え方について見ていきましょう。
売上の公式
ネットショップには"売上の公式"があります。
それは"アクセス人数×転換率×客単価"です。
以前、私の知り合いの店長がこのようなことを仰っていました。
「ネットショップで"売上を伸ばす!"というアクションはありません。
"アクセス人数か転換率か客単価のどれかを伸ばす!"
アクションをすることで、売上も伸びていきます。」
アクセス人数とは、
何人の方がお店のページを見にきていただけたかという来店者数に相当します。
転換率とは、購入の確率です。
例えば、100人のアクセス人数があり、その内、1人が商品を買った場合の転換率は、
1%になります。
客単価とは、購入者の平均購入単価です。
店長さんがネットショップのオープン当初に販売戦略を考える際、
転換率と客単価は、突然飛躍的に伸びていくことは考えづらいため、
アクセス人数を伸ばすために、どうするかについて考えることが多くなります。
例えば
そのアクセス人数を伸ばすためには、"セール品を展開しよう"
検索で上位に表示されるように"検索対策を考えよう"
お客様に、再来店していただくために、"新商品が入荷したというメールを送信しよう"等々
日々知恵とアイデアを出しながら、考えられております。
売上の公式から導かれるアクション
数字に落とし込んで見ていきましょう。
例えば、
今月の売上目標が100万円だとします。
現状のアクセス人数は月間1,000人、
転換率は1%、
客単価は10,000円だった場合、
あと何人の方にページを見ていただければ、売上目標に到達するでしょうか。
その差分を埋めるアクションを考えることが重要です。
売上の公式をもとに数字を3つに分解し、その上で、アクションを考えていくという
シンプルな考えではありますが、
この積み重ねを、長く継続的に行うことが売上UPの近道となってきます。
最終回は、
非型番と型番に分けて、それぞれの販売方法の事例をご紹介させていただきます。
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