黒字経営にするために
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中小企業支援のための中小企業診断士
河合裕
企業経営者のみなさんは、ご自身の会社をうまく経営する、大きくするということに
生きがいを感じて毎日張り切って仕事に専念されています。
でも「仕事に専念してやりがいを感じる」だけでは、企業経営者としては失格です。
会社のために頑張ってくれている従業員やその家族のこと、取引先のこと、他の株主たちのこと、その会社のまわりの社会のこと、これらの関係者(ステークホルダーといいます)のことを考えなくてはいけないのです。
では考えるにあたって、
最低限、経営者として行わなければいけないことは、いったい何でしょうか?
それは、「会社が続いていく」ということです。
では、「会社が続いていく」ためには、何が重要でしょうか?
それは、会社が儲かる、つまり、利益がでる、
もっというと、「会社の決算書が黒字である」ということ、
そして、「資金繰り」です。
ではどうやって黒字経営を続けるか、どのように資金繰りを管理するかを
30年以上、金融機関に勤めていた経験も踏まえて、6回にわたり考察します。
- 黒字経営の黒字とはどの利益を考えればいいでしょうか?
- 粗利をあげるには、どうしたらよいか? NEW!
- 会議の工夫
- 利ざやを広げる
- 資金繰りとは?
- 資金繰り表を作りましょう。