ネットショップの仕組みと仕掛け
保険共済サービス株式会社(imas)
企画営業部長 水元大輔
掲載日:令和元年7月3日
1回 ECを活用した販路拡大方法(自社サイトとモール型)
ECは電子商取引と訳され、インターネット上でモノやサービスを取引することを指します。
ネットショップやインターネット販売をイメージしていただければ結構です。
ネットショップの開設方法
国内のEC市場は16兆円まで拡大し、ネットを活用した販路拡大方法も多岐に及びます。
自社の商品を全国のお客様に見ていただきたい!知っていただきたい!
そんな時に、全国のみならず海外まで商圏を拡大出来るネットショップですが、
そのネットショップの開設方法は大きく分けると、たったの2つしかありません。
1つ目が自社サイトを開設する、
2つ目がインターネットショッピングモールに出店をする、というやり方です。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、その内容について見ていきましょう。
自社サイトのメリット、モールのデメリット
自社サイトでネットショップを開設する1番の大きなメリットは、
モール型と比較して、コストを抑えられるという点があります。
また、お客様も"そのお店で商品を買った"という印象に残りやすいため、
リピート客も作りやすいことが特徴の1つであると言われています。
モールにはそれぞれモール内のルールが存在しますので、
ご自身のやり方で、自由にページを構築出来る点も自社サイトのメリットの1つでは
ないでしょうか。
自社サイトのデメリット・モールのメリット
反対に、自社サイト型のデメリットは、集客力です。
みなさんは、ネットで商品を探す、買う際にどんな手段をとられますか?
圧倒的に多い方法は、Googleなど検索サイトでの"検索"かと思います。
例えばGoogleでお洋服の「ワンピース」と検索をすると、
実に何10万件ものワンピースが検索結果として出てきます。
お買い物目的の方、調べもの目的の方などお客様のネットの使用用途もバラバラの中、
検索から自社の商品を見つけ、買っていただけるお客様を待つという状態になります。
その為、自社サイトを構築して運営をする際は、検索対策はしっかりと出来ているか等の
集客対策をしっかりと考えていくことが求められます。
私個人の意見としては、自社サイトとモールでは客層が異なります。
その為、
中長期的には両方のサイトを運営するというやり方が、当たり前に定着するのではないか
と思っています。実際に、そのように考える方は年々着実に増加しています。
次回は、様々あるモール型の違いを中心にご紹介させていただきます。
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