顧客感動』で売れる会社へ
あなたの職場では「これ」が即答できますか?
シーアイエルKANDOU代表
顧客感動クリエーター 石黒謙一
突然ですが、
あなたはどうしても、今日、シャンプーを買わないといけません
もしのもし、
●ヨゴレ激オチ シャンプー
●激モテ シャンプー
この2つしか選択肢がなかったら、どちらを買いますか?
値段は同じです
たぶんですが、
「激モテ シャンプー」を手にする人の方が多いでしょうね
シャンプーというのは、
洗剤ですから、本来、ヨゴレを取り除く商品です
なのになぜ、「ヨゴレ激オチ シャンプー」では、
買いたいスイッチが入らないのか?
それは、「ヨゴレ激オチ」という言葉からは、
シャンプーを使ったその先の
「自分の幸せな姿」が想像できないからです
一方、激モテ シャンプーを手にした人の頭の中では
●激モテ シャンプーを使う
↓
●自分が「ステキに見える」髪型にセットしやすくなる
↓
●周りの人の心をクギヅケにしている自分。。。
というような自分の姿が
頭の中のスクリーンで再生されるわけです
「激モテ シャンプー」を手にした人は、
シャンプーを買っているのではない
● 「周りの人の心をクギヅケにしている自分」
を買っているわけですね
この場合、「周りの人の心をクギヅケにしている自分」を
「ベネフィット」といいます
「ベネフィット」というのは、
シャンプーを使うことで得られる「メリット」といえますね
ここをキチンと伝えられると、
モノは押し売りしなくても、自然に売れていく
今、「モノ=商品」についてのベネフィットは、
多くの人が意識して仕事をしようとしています
石黒さん、それって常識だよという人もいるでしょうね
今は、ここの思考では差がつきません
これから大切なのは、
「モノ」ではなく、「ヒト」のベネフィット
あなた自身は、お客さまに、
どんな「ベネフィット」を売っていますか
あなたと仲良くすると、どんなメリットがあるのでしょう?
あなたから買うと、どんなメリットがあるのでしょう?
その答えをあなたの会社、お店で働く人たち全員が即答できますか?
売っている商品、製品だけではなく
自分自身のベネフィットを即答できる職場を作ることが
顧客感動経営の基本
なんですね
[次へ]